その火は燃えているか / 吉森慎之介【特装版: B】

¥33,000

【11月15日より順次配送】
写真家・吉森慎之介による写真集『その火は燃えているか』。青森、三内丸山の縄文遺跡で出会った栗林のルーツに、数千年前の祖先たちの物語を想像したことから
現代に残された自然の輪郭に、その地に生きた縄文人の姿を重ね合わせることが出来るのではないかと考えます。
集落跡、周辺の自然など縄文人たちのかつての生活圏に赴き、現代の自然に古代の原風景を重ねたランドスケープ。
積層より掘り起こされ、技術や智慧あるいは見えない力を纏った遺物を写しとったスティルライフ。
同じだけ堆積した時間、彼らがその心象を土に遺したように、吉森は光を以ってそれを収めようとしました。
自然世界への在り方を示し、この国の基層に文化の種火を残し去った縄文人たち。
原初の日本で命を燃やした彼らは物語となり、私たちの生きる現代に今も息衝き、その火は絶えることありません。

出版元: applause
デザイン: 飛嶋由馬、佐藤江理(ampersands)
サイズ: 29×29 cm
ページ:104p
印刷: 山田写真製版所
仕様: 上製本 400部
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[通常版] ¥7,260(in tax) 写真集(通常版カバー)
[特装版]¥33,000(in tax)
写真集(特装版カバー)+六切りプリント2 枚 BOX 入 *限定 25部
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吉森慎之介
1992 年生まれ、熊本県出身。
各地の風景を訪ね、その土地の持つ背景や自然の事象に自身の心象を重ね、写真に収めている。
2019 年に写真集『うまれたてのあさ』を刊行、同名の写真展が全国7ヶ所を巡回した。
Web: shinnosukeyoshimori.com
Instagram: @shinnosukeyoshimori