STRANGER / 柏田テツヲ

¥4,180
—異質なものは被写体か自分自身か?

作者がアメリカを旅する中、自分自身が異質なもの(STRANGER)であることに気づいた寂しさや孤独感をテーマにした、ロードムービーを思わせる叙情的な作品が並びます。土地に所縁のない人々には、見ることや理解することのできない本質的な溝の存在が、被写体の目線や距離感などによって描かれています。
-
spec: case bind
page: 96 page
size: W234 × H273 mm
design: Yuma Tobishima(ampersands)
published in May 2019
-
写真家・柏田テツヲ
1988年、大阪府生まれ。ロードトリップの写真で高い評価を得ており、2017年にはアメリカのモーテルと周辺の人々を撮影した個展「MOTEL」を開催、同名の作品集を刊行。
2019年刊行した作品「STRANGER」では写真新世紀 佳作。サンドラ・フィリップス 選を受賞。

過去の作品集から一貫して、どこかに寂しさを湛えながら、まるで一本の映画のような世界観をまとった作風を持つ。
現在は東京を拠点にポートレート、ランドスケープを中心としたコマーシャルワークで活躍する傍ら、自身の作品制作や発表にも力を入れている。

HP: https://www.tetsuokashiwada.net
instagram: @tetsuokashiwada